以前にもご紹介した事がある 【Chiyoko SUPER ROKKOR 45mmF2.8(L)】 千代田光学精工(ミノルタ)のライカLマウントレンズ、スーパーロッコール45mm(通称『梅鉢レンズ』)です。以前紹介の『梅鉢』は
ピントリングにレバーが付いている後期型と言われるタイプだったのですが、今回のレンズはピントレバーの付いていない前期型になります。この前期型は銘板部分に丸い穴が開けられており、ここに絞り値が表示されるという造りとなっているのも特徴です。前後期共に基本構造は同じで小さいレンズなのですが、剛性感が高く重量感のあるとてもしっかりとした造りであるのが、本家ライツのレンズにも負けていないポイントと言えそうです。
絞り開放でのサンプルですが・・・前回のコムラーや、前々回のズイコーと同様に周辺の光量低下がこのスーパーロッコールにも見られます。フルサイズの 【α7】 を使用することで目立ってきたレンズの周辺減光(特に日本製Lマウントレンズ)については後日改めて試し撮り比較などをしてみたいと考えています。
中央部のシャープさや色のりは悪くなく、コントラストも効いた画になっています。開放での周辺部は距離によって放射状や同心円状に流れが出ていて面白い効果となっています。
こちらは2段ほど絞ってF5.6での写りです。少し絞ると周辺部もちょっと落ち着いてくるようです。
スタンダードモードのJPEG画像リサイズのみの撮って出しですが・・・かなり彩度が高く派手な発色傾向があるように感じます。
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