今回はレンズ単体ではなく、Rollei35に付いている【Carl Zeiss Tessar 40mmF3.5】です。
沈胴構造のため未使用時にはこの様に収まっているレンズですが、左下に写っているボタンを押しながらレンズを引き出すと・・・
綺麗なメッキが施されたレンズ鏡胴が現れます。レンズ最前面にピントリングがあり、距離計を持たないRollei35は目測での距離合わせとなります。小さなレンズですがピントリングの動きはガタが一切無くとてもしっとりとした感触です。
Carl Zeiss名の入った銘板。レンズのコーティングも綺麗です。
6枚構成の綺麗な絞り羽根もスムースな動きで精緻な造りを感じます。
レンズシャッターのRollei35はシャッター音がとても静かです。巻き上げ、ピント調整、絞り操作、シャッター操作・・・全ての操作が軽快なコンパクトマニュアル機ですが、上質な部品が精度の高い造りで組み上げられているのが実感できる一台です。
触って、眺めているだけでも楽しめる【Rollei35】でした。
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