ボシュロムのCマウントレンズ【BAUSCH&LOMB 26mmF1.9 ANIMAR】です。
鏡胴のメッキ厚はやや薄いようにも感じられますが、そこがかえってオールドレンズらしさを醸し出している一本だと思います。見た目には渋い印象ですが、クリックストップがカチカチと決まる絞りリングと、適切なトルクのピントリングは操作感もスムースで好印象です。見た目の雰囲気は程よい感じでオールドレンズらしさを漂わせていますが、実使用でも十分応えてくれるレンズだと言えそうです。
これまでにも25mm(1inch)F1.9クラスのCマウントレンズをいくつか紹介してきましたが、その中でもこの『ボシュロム26mmF1.9ANIMAR』はかなり大きいイメージサークルを持ち、マイクロフォーサーズ(4:3)でもほとんどケラレないのが特徴です。絞り開放での収差はしっかりと現れますが、コントラストや色のりもアメリカ的な派手な感じではなく、どちらかというとSOM BERTHIOTのようなフランス的な描写かなという印象を持ちました。
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