晩秋の京都へ出かけた際に、以前にも紹介したトリウム配合レンズの初期型沈胴ズミクロン(Lマウント)を持って行きました。この日は京都にしては昼間暖かく町歩きには最適な日和りだったのですが、残念ながらあまり時間がなかったので少し消化不良のまま帰途につく事となってしまいました。時間がたっぷりとある時には、ゆっくりと散策しながら京の町を歩いてみたいものです・・・。
実際の見た目よりはややホワイトバランスがやや偏っているようにも感じますが(黄変の影響も多少あるのかもしれません。WBはオートです。)、解像感やコントラストにズミクロンらしいキレが見て取れます。
ハイライト部は飛んでしまってフレアっぽくなっていますが、中間からシャドー部はしっかりと再現され、細部の表現もかなりシャープな描写です。
わんこの毛並みや服の質感等とても自然な雰囲気で再現されており、背景のボケもうるさくなくて好印象のポートレートになったと思います。
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