三協光機のライカLマウントレンズ 【KOMURA- 35mmF2.8(L)】コムラー35mmです。以前に紹介した
【W-KOMURA- 35mmF2.8(L)】と同じスペックなのですが、今回の一本はピントリングが白黒のゼブラ模様となっているタイプです。また距離表記がこちらはフィートで刻まれており、ヘリコイドの回転角は∞から最短まで約180度と大きくなっています。(W-KOMURA- は約90度でした。) これによりピント合わせの感覚が随分違ってきます・・・W-KOMURA-は素早いピントの追い込みが可能でしたが、一方こちらのKOMURA-はピントの微調整がとてもし易くなっています。どちらもヘリコイドの操作感や絞りのクリック感は上質で造りの良さが現れているレンズです。
繊細な描写という感じではありませんが、かなり高コントラストで線のしっかりした写りという印象を受けます。
例によって開放側での周辺光量不足が顕著に現れています。3~4段絞って解消されるといったレベルです。
シャドーが浮きすぎずハイライトも飛び過ぎず中間のコントラストがしっかりと・・・モノクロ表現にも向いているかもしれません。
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