2013年1月30日水曜日

Polaroid SX70 LAND CAMERA


 【Polaroid SX70 LAND CAMERA】・・・前回に引き続きポラロイドです。このモデルも1970年代ですから40歳前後となるわけですが、レンズ周りの顔つきは何ともユニークで、いつ見ても新鮮な感覚を与えてくれるデザインです。


 この一品は外装のパネルなどにカスタムを施したモデルで、アイボリーとシルバーのカラーコンビネーションがとてもお洒落でシャープで格好良いデザインだと思います。SX70はこうしたカスタムにより独自カラーのモデルが多数販売されており、また自分自身で貼り革を好きな色に張り替えるという改造も比較的容易に出来るんですね。素材もレザー、ビニール、メタル調等各種用意されており、デザインも単一色だけでなく花柄、ドット、ストライプや、クロコダイル、オーストリッチ調等々・・・もうカメラというよりも装飾品やアクセサリーの様相です。『カメラの色』といえばブラックかシルバー、色がついてもせいぜいブラウンやネイビーやカーキ(たまにゴールド)ぐらいしか範疇になかった人間としてはちょっと驚きですが、なんだかいいと思います。


 ポラロイド社のフィルム生産終了により飾り棚に並べて楽しむだけのカメラになってしまうところでしたが、IMPOSSIBLE社がフィルム製造するようになり現在でもSX70を楽しめるんですね。


 このフィルム【PX COOL PX70 Color Shade】はやや赤っぽい発色になります。またフィルムの温度管理がシビアだったり、撮影してフィルム排出直後にしっかりと遮光してあげる必要があったりと、やや慣れるのに経験が必要かもしれませんが、他にも色々なIMPOSSIBLE製フィルムが販売されているので各種フィルムの特徴を生かして撮影してみるのがいいと思います。

2013年1月28日月曜日

Polaroid LAND CAMERA 103


 【Polaroid LAND CAMERA 103】・・・インスタントフィルムのポラロイドですので、これまでとはちょっと趣向が異なりますが、1960年代~という年齢からするとしっかり『オールドカメラ/オールドレンズ』の部類に入る一品です。


 ポラロイドのカメラは相当数のモデルが存在していますが、この”蛇腹タイプ”のモデルだけでも100,200,300,400番台に多数のモデルが存在し、1950年代のビンテージモデルまで入れるといったいどれだけの型番があるのか・・・かなりの数だと思われます。そんな中でもこの『103』は普及モデルと言えるクラスで、レンズもプラスチック製のようです。ただファインダーは構図用とピント用が用意されて距離計も連動する構造になっており、シャッター速度は自動露出で決定されるというもので、カメラ正面の銘板に『AUTOMATIC』と印字されているのが時代を感じさせます。


 蛇腹内部を覗くとレンズと一体に組み込まれたレンズシャッターが見えます。カメラのレンズユニットにはフィルムタイプ(カラー、白黒)を選択するスライドスイッチが付いており、
 COLOR = フィルム感度ISO100相当 → 絞り開放
 B & W = フィルム感度ISO3000相当 → 小絞り
となって感度設定するという具合です。機構的には、絞りが大小2段階の大雑把な『絞り優先オート』といった感じで、露出補正はレンズ正面に付いているダイアル(DARKEN←→LIGHTEN)により微調整(シャッター速度)されるといった機能になっています。


 取扱マニュアルも時代を感じさせるもので、50年代後半~60年代の雰囲気が溢れており、そのデザインに惹かれますね。


 中身を見ると”写真を撮ったその場で手軽に楽しみたい”というインスタントフィルム発明の意図が実現出来るように、丁寧に操作方法が解説されているのが感じられます。当時アメリカの中流ファミリーがこのカメラを持って子供達や家族を撮っていたシーンが伝わってきますね。

2013年1月26日土曜日

Olympus E.Zuiko Auto-W 25mmF4 (PEN-F)


 オリンパスペンF用レンズ【Olympus E.Zuiko Auto-W 25mmF4】です。キャップの花文字"F"が格好いいですね。この文字部分は印刷やシールではなく、裏からプレスで型押し→黒塗装→表の凸部分を薄く削り出し・・・というような行程で作られているようです。このため文字自体がシャープに浮き上がって見えるんですね。キャップだけを見ても現代のプラスチック製とはちょっと違うオールドレンズの味が出ています。


 ペンF用レンズなので、ミラーレス一眼なら当然オリンパス製の『E-P3』あたりに付ければ一番似合うんだろうなとは思いますが・・・。でもどうでしょうか『GX1』に付けた姿もとても似合っていると思います。レンズ前面から黒→白(絞りリング)→黒(ピントリング)→白のパターンがデザイン的にしまった感じを与え、ブラックのボディといい調和となっています。勿論見た目だけではなく使い勝手もとても良好な組み合わせです。まずはレンズの大きさ自体がジャストフィットのいいサイズなんです。『GX1』のボディサイズが後ろに写っている『PEN-FT』とほぼ同じという事からも両者の相性の良さが分かります。そして25mmという画角がマイクロフォーサーズにとっては標準レンズの丁度いい長さであるという点。更に近接側が25cm程まで寄れるという点も使い勝手をとてもよくするポイントだと思います。ボケ味を生かすというレンズではないかもしれませんが、寄り、引きで自在に構図を決めながら『写真』を楽しむにはベストな一本だと思います。


 この撮影サンプルはまだ近接側に寄れる余地がある一枚です。最短ではワンコの耳まで入りきらない位(縦位置)まで寄ることが可能です。次の機会にはカラーの写りも試してみたいと思います。

 コントラストや色のりも自然な雰囲気で変な癖も感じられません。ピントがきているところはかなりシャープですが、絞り開放では予想以上に深度が浅く、もっと口径の大きな明るいレンズの様にも感じられるほどです。中央部をピクセル等倍で拡大してみると・・・


 なかなかクリアで解像感もしっかりとした表現がされています。


 こちらは逆光条件で+補正、背景は完全に飛んでしまっていますが、毛並みやレースカーテンのトーンは自然な再現だと感じます。
 前々回の当レンズ紹介で”マイクロフォーサーズと好相性”という話をしましたが、35mmハーフ判のレンズとして設計されたこの25mmレンズは、画角、写り、使用感、全ての面でマイクロフォーサーズと相性がいい一本だと思います。




2013年1月23日水曜日

ライカLマウント→ソニーAマウントアダプター


 いやー何ともずんぐりむっくりでおかしな組み合わせですよね・・・実はこれ、【SONY α65】に『沈胴ズミクロン50mmF2(L)』が付いた状態なのです。いつもはミラーレス一眼【Panasonic LUMIX GX1】にライカLレンズという組み合わせが多いのですが、以前マウントアダプターをメインに扱っているショップサイトを見ていたところ『ライカLマウント→ソニーAマウントアダプター』なるものを見つけてしまいました。当然フランジバックの関係で【ソニーα】にライカLレンズを付けてもマクロ領域しか使えないのですが、つい面白そうかなと思い購入してしまったわけです。
 それにしてもこのコンビは見た目にもちょっと異様ですね。【GX1】に沈胴ズミクロンを付けても似合ってしまいますが、この組み合わせはどうも・・・。実際マクロ領域でしか使えないコンビなので、見た目のアンバランスさはある意味その機能を表しているのかもしれません。


 このサンプル画像のレンズは上記のズミクロンではなく【エルマー5cmF3.5(L)】で撮ったものですが・・・ピントはほぼ一点、本当に薄い範囲です。被写体次第ではもっと面白い画も期待できるかとも思いましたが、なかなか難しいですね。このアダプター次に使う日はいつになることか・・・今のところ未定です。

2013年1月21日月曜日

Bell&Howell 3inchF3.5 (C)


 ベル&ハウエルの16mmシネレンズ【Bell&Howell 3inchF3.5】・・・3インチですのでざっと75mm、マイクロフォーサーズに付けると35mm判カメラ換算で150mm相当の望遠レンズとなります。細長いアルミ地の鏡胴は手にしっとりとなじみ、ヘリコイドの適度なトルク感とガタの無い造りがとても感触のよいレンズです。


 フード込みで10cm弱というサイズは小型のミラーレス一眼に付けると、とても長く感じられますが、アルミ鏡胴のレンズなので重量バランスは良好です。携行時にはぶつけたりしないように気をつけないといけませんが、撮影時には左手でカメラボディとレンズを支え、丁度いい位置に配置されたピントリングのおかげで快適な撮影が可能です。


 イメージサークルはやや小さめで、マイクロフォーサーズでのアスペクト比(4:3)だと四隅が落ち込んでいます。描写は素直な雰囲気で発色も良くベルハウらしさが出ていると思います。普段はどうしても広角系レンズ(と言ってもマイクロフォーサーズに付ければ標準~になってしまいますが)の使用頻度が高くなると思いますが、たまにはこんな望遠レンズを楽しむのもいいのではないでしょうか。手ぶれに気をつけて・・・。

2013年1月19日土曜日

Olympus Zuiko C.40mmF2.8 (L)


 オリンパス唯一のライカLマウントレンズ【Olympus Zuiko C.40mmF2.8】です。

 レンズ構成:4群5枚
 最小絞り:F16
 最短撮影距離:約1m
 フィルター径:19mm

 製造年は1950~51年頃で、占領下の日本で製造されたことを示す『MADE IN OCCUPIED JAPAN』の刻印が革ケースに見られます。専用ファインダーも付属したセットとなっており、あまり見かけることのないレンズです。製造期間からすると本数自体がそれほど多くないことと、40mmという焦点距離でライカスクリューマウント(Lマウント)のレンズは他には存在しないという点等からもレア度が高まり、中古カメラの流通に乗ることは希なのかも知れません。今となっては手放してしまった事を少し後悔も・・・

このレンズ、前玉や内部は綺麗だったのですが、後玉にごく薄い曇りがあったせいか、ややコントラストに欠ける画になっています。解像感という点ではまずまずシャープで切れも良さそうに感じます。


 カラーもやや甘いトーンですね。ピクセル等倍でよく見てみると花びらのエッジ部分に僅かな滲みが見られます。やはり後玉の曇りのせいでしょうか・・・。
 写り具合はレンズ個々のコンディション次第で当然大きく異なってきます。製造から60年以上も経過したオールドレンズなら尚更のことで、これをレンズの味として楽しむも良し、オーバーホールによって製造当時の性能を復活させるのも良し・・・オールドレンズの楽しみは尽きません。

2013年1月17日木曜日

KERN-PAILLARD SWITAR 16mmF1.8 RX (C)


 16mmシネカメラ用Cマウントレンズの【KERN-PAILLARD SWITAR 16mmF1.8 RX】です。専用の革ケース、フード、リアキャップと高い質感が感じられるセットです。特にこの革ケース・・・造りはいたってシンプルなのですが、色合いも良く、レンズの収まりもぴったりで、いかにもオールドレンズといった雰囲気が感じられる嬉しい一品です。
 外観は以前紹介した同じケルンの【YVAR 16mmF2.8】同様に被写界深度のオレンジ色マーカー(ビジフォーカス)が設けられており、黒ペイントの鏡胴にシルバーリングという特徴的なデザインは他のどのレンズとも違う独特な雰囲気を持ったレンズだと思います。


 写りに関しては・・・直接太陽光が差し込むケースではこの様に盛大にゴーストフレアは出てしまいますが、この様な条件でもコントラストはしっかりと保たれているのが好印象です。


 モノクロにするとコントラストの高さが更に際立ってきます。マイクロフォーサーズの(1:1)スクエアフォーマットでも四隅はしっかりとケラレてしまいますが、画像中央のシャープさはなかなかで、【YVAR 16mmF2.8】同様にシャープな画が期待できる一本です。同じ16mmレンズということで【SWITAR】と【YVAR】の撮り比べなんてしてみても楽しいかもしれませんね・・・。

2013年1月16日水曜日

Bell&Howell / Taylor-Hobson 1inchF1.9 (C)


 ベル&ハウエルのCマウントレンズです。以前に紹介した同じベルハウのLUMAXと同じ『1inchF1.9』というスペックなのですが、こちらはテーラーホブソン銘とパテントNo.も刻印されているレンズとなります。レンズ鏡胴前面に【Bell&Howell】と【TAYLOR-HOBSON】のダブルネームが、鏡胴マウント側に【Made by TAYLOR,TAYLOR&HOBSON LTD England】の刻印がされています。クロームメッキがとても綺麗なレンズなのですが、この一品は僅かにメッキ浮きしている箇所があるのが時代を感じさせますね。


 ヘリコイドがやや重めなのですがボディに付けてしまえばガタつきの無い操作感は良好です。クリックストップのある絞りリングはスムースで、オイル滲みの一切無い6枚の絞り羽根がF1.9~F22の範囲で開閉します。寸胴タイプのシンプルなデザインは一見味気なく面白味に欠けるように感じますが【Panasonic LUMIX GX1】との組み合わせは見た目にも操作的にもなかなかの好相性だと思います。


 マイクロフォーサーズでの横縦比(4:3)ではしっかりと四隅がケラレてしまいますので、(1:1)のスクエアフォーマットで撮ったのが上記サンプルです。ベルハウらしいというのでしょうか、MADE IN U.S.A.レンズの特徴なのでしょうか、とても色のりが良く鮮やかな発色がいいですね。絞り開放でも合焦部はとてもシャープで、背景の流れやボケを生かした画が楽しめるレンズだと思います。

2013年1月15日火曜日

Rodenstock Reomar 45mmF2.8 (L改)


 ライカLマウント用に改造された【Rodenstock Reomar 45mmF2.8】ローデンシュトック製レオマー45mmF2.8です。詳細は不明ですがKodak製のレチネッテに装着されていたレンズをオリジナルのレンズマウント部品を使用してライカLマウントに対応させたレンズだと思われます。(Kodak Retinette 1Bのレンズに極似しています。)交換式レンズではないこともあってかとてもユニークなデザインです。レンズ口径(約16mm)に比べて鏡胴の径(約55mm)は随分大きいのですが、ピントリングはレンズ最前面に控えめに設けられており、レンズ前玉が前後する構造になっています。ヘリコイドのトルク感は適度でとてもスムースなのですが、リングが細いためやや操作性に劣るかなという印象です。一方絞りリングは半円状の樹脂製レバーで操作するため楽に操作することができます。


 レチネッテ本体に付いている状態を見ると当然バランス良く格好良いのですが、レンズ単体で見ても特徴的で面白いデザインです。


 レンズ根元側の黒いパーツがオリジナルのマウント部です。


 シャープさはまずまずといったところでしょうか。最短撮影距離が60cm程度まで寄れるのはgoodですね。
 非交換タイプのこれまで埋もれてしまっていたレンズがマウントを改造することで現代に蘇る・・・自分自身で改造することが出来れば更に楽しみは増えていくのでしょうが、まずはこんな改造済みの一本で気軽に楽しむのも良いかもしれません。


 絞りF2.8~5.6あたりまではやや甘い印象がありますが、F8あたりまで絞り込むとぐっとシャープさも増してきます。顔の部分をピクセル等倍で切り出してみると・・・


 まあこんなものかなといった印象ですね。決して目を見張る程の解像度ではありませんが、ボケ味も柔らかく温かみのある画作りが期待できる一本だと思います。

Wollensak TOWER AMATON CINE TELEPHOTO 38mmF3.5 (D)


 8mmシネカメラ用Dマウントレンズ【WOLLENSAK-TOWER AMATON CINE TELEPHOTO 38mmF3.5】ウォーレンサック タワー アマトン シネテレフォト 38mmF3.5 です。シルバーのコンパクトなレンズが緑色の化粧箱に収まる姿はとても雰囲気があって、コンパクトなシネレンズなのですが格調を感じさせる一品です。


 サイズは外径約25mm×長さ約53mm(フード含む)、ヘリコイド機構を持たない固定焦点タイプのレンズです。メッキの状態も良好でガタの無い絞り機構など手にしたときの質感の高さは他のウォーレンサックレンズ同様にとても好印象です。


 レンズの大きさを比較するために、前回紹介した【Panasonic GX1 + Rodenstock Reomar45mmF2.8(L改)】のセットと【PENTAX Q + WOLLENSAK-TOWER AMATON 38mmF3.5】を並べて見ました・・・ちっちゃいレンズがこれまた小さいミラーレス一眼のPENTAX Qによくマッチしていますね。
 距離調節機構を持たない固定焦点タイプですので、絞り開放付近では数m~∞がピント範囲という感覚です。いつものように我が家のワンコをモデルに室内で撮影となると、マウントねじを少し弛めてピント調整という方法になります。ただどうしても光軸の傾きが出てしまいますがここは目をつむって・・・


 センサーサイズの小さいPENTAX QにDマウント38mmレンズ・・・望遠ですね。アスペクト比(4:3)で、よく見るとごく僅か四隅に周辺減光がありますが、全体的な写りに関しては予想外に良いのではないでしょうか。解像感もまずまずで、コントラスト、色のりも悪くないと思います。
 Dマウントレンズなのでミラーレス一眼にアダプタ装着できる組み合わせも限られてしまいますが、『PENTAX Q』ならこんなレンズも楽しむことが出来ます。

2013年1月10日木曜日

Wollensak CineRaptar 17mmF2.7 (C)


 新年初回に紹介させていただくレンズは・・・16mmシネカメラ用Cマウントレンズ『ウォーレンサック シネラプター 17mmF2.7』です。以前に紹介した【シネラプター1inchF1.9】は距離調整機構が付いたレンズでしたが、今回の『17mmF2.7』はヘリコイド無し固定焦点タイプのレンズです。写真を見て分かるようにとてもコンパクトで小さなレンズで、メッキのボディに絞り値とレンズ名が黒で刻まれているだけのあっさりとした外観です。光学系もヘリコイド機構を持たないので前後長は短く、クリックストップの無い絞りリングはとてもスムースな動きで7枚の絞り羽根を可動させます。小さい豆レンズですが、絞りリングの感触は良好でメッキの質感など造りはしっかりとしたレンズです。では写りの方はどんなものか、例によってマイクロフォーサーズ(LUMIX GX1)にて試写してみると・・・


 前後玉の径は約5mmという小ささで焦点距離が17mm、イメージサークルの小ささは想像できましたが、マイクロフォーサーズでは縦横比(1:1)でも四隅がしっかりとケラレていますね。フードを外してもケラレ具合はほとんど変わりません。固定焦点なので絞り開放付近では近接側にピントは合わず、数m~がピント範囲かなという印象です。近接側でピント合わせようとするとマウントネジをゆるめてレンズを繰り出してあげなければなりません。(上記撮影サンプルもこの方法で撮影したものです。)イメージサークルも小さく、解像感は期待できないレンズですが、コントラストと色のりは良いのでわざとケラレを生かした写真や動画撮影に使用しても面白い一本だと思います。