2013年12月22日日曜日

オリンパス ズイコーC 4cmF2.8 (L)


 オリンパスのライカLマウントレンズ 【Olympus Zuiko C.4cmF2.8(L)】 ズイコーC.40mmです。外観はズマロン35mmにも似た雰囲気ですが、40mmという焦点距離がユニークで珍しいLマウントレンズとなります。専用ファインダーがあるので本来ならセットで保有したくなるものですが、なかなか出回ることはなさそうです。フードについては専用のものがあったのか不明なのですが、先端部の直径が36mmですのでエルマーやズマロン用のフードが使えそうです。


 なんだかとてもレトロな雰囲気の色調になりました。画角のイメージとしては標準50mmレンズと同じような感覚だろうと思っていたのですが、実際に撮影してみると意外とワイドに感じられ体感的には広角系レンズだなという印象です。以前に紹介した個体よりもコントラストが効いた写りですが、周辺がかなり落ちています。もしかしてフードでケラレたのかと思い、室内でフード無しで確認してみたところ・・・


 絞り開放でかなり周辺光量落ちがあるようです。以前の個体ではマイクロフォーサーズでしか試していないので、このレンズ自体の特性なのか個体差なのかは分かりませんが、『世界のライカレンズ』を読み返してみてもそのような記述は見られませんでしたので、他の方の撮影サンプルも検索してみようかと思います。いずれにしてもこの様に周辺部の写り具合もフルサイズだからこそ味わう事が出来る・・・「オールドレンズ+α7」の醍醐味と言えそうです。

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