2013年12月13日金曜日

フルサイズミラーレス一眼 SONY α7

 これまではマイクロフォーサーズ機 【Panasonic LUMIX GX1】 にて色々な 「オールドレンズ」 の写りを楽しんできました。
 シネカメラ用Cマウントレンズの場合はマイクロフォーサーズ機に装着することで、そのイメージサークルをフルに使って、シネレンズの特徴溢れる独特な世界を楽しむことが出来ましたが、35mm判レンズの場合、本来のレンズ画角を存分に味わう事が出来ず、やや消化不良な気持ちを抱いていたというのが正直なところです。
 この点については”イメージサークル中央部の美味しいところだけを切り出して味わえている”という見方も出来ますが、やはりレンズの特徴を知るには周辺部の写り具合等も含めて”美味しくないところも目一杯食べてみたい・・・” これが 『レンズ沼にはまった者の性』 なのだろうと思います。
 ただそうは言ってもライカ 【LEICA M】 等はさすがに手が届かないしどうしたものかと考えていたのですが、そんな折りに発売されたカメラが・・・ 【SONY α7】 というわけです。ローパスフィルターレス3600万画素の 【α7R】 にするかどうか迷うところですが、主に「オールドレンズ」使用がメインであるのと、やはりコスト面の制約もあって2400万画素の 【α7】 を選択しました。
 
 これから少しづつ 【α7】 でフルサイズの写りを楽しんでいきたいと思いますが、まず付けてみたのは 【沈胴エルマー】 です・・・


まずは見た目のバランスですが・・・ペンタプリズム形状のファインダーブロックがあるせいか、沈胴エルマーのような小さいレンズだとボディに負けている印象です。 そこでフード(FISON)を付けてみると・・・


どうでしょうか・・・見た目のバランスはかなりよくなりました。重量バランス的には小さなレンズでも良好でとても使いやすい印象です。


 [マイクロフォーサーズ + 35mm判レンズ] の組み合わせだと、室内でのポートレート撮影に50mmレンズは最適だったのですが、[フルサイズ + 35mm判レンズ] では、ほぼ最短距離(約1m)での撮影でこの画角ですので、マイクロフォーサーズに慣れてしまっていいる自身の感覚の方も補正していく必要がありそうです・・・。

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