国産エルマーコピーレンズ・・・東京光学/トプコンのシムラー5cmF3.5(L)です。
正面の銘板を見ない限りエルマーとの違いが分からないほどそっくりコピーされた外観です。メッキの質感も本家に劣らず良好で、リングの操作も好感触、沈胴機構は若干遊びが多いようにも感じられますが個体差の範囲と言えるかもしれません。ただこの固体、上の写真を見ても分かるように絞りリングの爪が絞り値の指標から大きくずれてしまっています。動きはスムーズで絞り羽根の開閉も問題ないのですが、絞り値の設定がわかりにくくなっているのが残念です。
絞り開放です・・・ピント前後のボケ具合が特徴的で開放らしい写りですが、エルマーよりも高コントラストの描写が得られているように感じます。
シャープネスも十分でなかなか好印象の写りです。
同じエルマーコピーレンズと言える旧ソ連ロシアンレンズ【インダスター22 5cmF3.5(L)】もなかなか好印象の写りでしたが、このシムラーも予想以上・・・となるとまたまた撮り比べをしてみたくなります。
0 件のコメント:
コメントを投稿