2013年1月15日火曜日

Wollensak TOWER AMATON CINE TELEPHOTO 38mmF3.5 (D)


 8mmシネカメラ用Dマウントレンズ【WOLLENSAK-TOWER AMATON CINE TELEPHOTO 38mmF3.5】ウォーレンサック タワー アマトン シネテレフォト 38mmF3.5 です。シルバーのコンパクトなレンズが緑色の化粧箱に収まる姿はとても雰囲気があって、コンパクトなシネレンズなのですが格調を感じさせる一品です。


 サイズは外径約25mm×長さ約53mm(フード含む)、ヘリコイド機構を持たない固定焦点タイプのレンズです。メッキの状態も良好でガタの無い絞り機構など手にしたときの質感の高さは他のウォーレンサックレンズ同様にとても好印象です。


 レンズの大きさを比較するために、前回紹介した【Panasonic GX1 + Rodenstock Reomar45mmF2.8(L改)】のセットと【PENTAX Q + WOLLENSAK-TOWER AMATON 38mmF3.5】を並べて見ました・・・ちっちゃいレンズがこれまた小さいミラーレス一眼のPENTAX Qによくマッチしていますね。
 距離調節機構を持たない固定焦点タイプですので、絞り開放付近では数m~∞がピント範囲という感覚です。いつものように我が家のワンコをモデルに室内で撮影となると、マウントねじを少し弛めてピント調整という方法になります。ただどうしても光軸の傾きが出てしまいますがここは目をつむって・・・


 センサーサイズの小さいPENTAX QにDマウント38mmレンズ・・・望遠ですね。アスペクト比(4:3)で、よく見るとごく僅か四隅に周辺減光がありますが、全体的な写りに関しては予想外に良いのではないでしょうか。解像感もまずまずで、コントラスト、色のりも悪くないと思います。
 Dマウントレンズなのでミラーレス一眼にアダプタ装着できる組み合わせも限られてしまいますが、『PENTAX Q』ならこんなレンズも楽しむことが出来ます。

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